音通堂ライブ配信は、他の配信代行業者様に見劣りしない低価格設定を取っています。
これには理由が2つあります。
1つは「テストケースを集めたい」ということ。
これは音通堂が10年に亘って行ってきた事業から、今年新たに配信サポートの事業を立ち上げたことに起因しています。
和楽器演奏者の手配、ステージ企画やプロデュース、音響照明機材の手配とオペレートなどを行ってきた音通堂にとって、今までの事業経験をフルに活かせるとはいえ新しい試みをするにあたり、低価格に押さえながら受注を増やし、様々なお客様と多くの経験をさせて頂くことでより研鑽し、蓄積したデータを積み上げてさらなるサービス工場に努めたいということです。
2つ目は「メンテナンスしやすい機材と最低限の人数でサービスを行える」という点です。先述の通り、音通堂は長らくステージ周りでの経験が豊富なため、1名のスタッフが全ての分野の知識と実業務経験を持っています。
一般的にはカメラならカメラマン、スイッチャーならスイッチャーなど、特定の分野に1名ないしは2名程度のスタッフが置かれますが、私達は1人で何役もこなすことが可能です。これによって人件費を抑えることができます。
現場でたまたま近くにいる音通堂スタッフを見かけたら、カメラだろうとPC周りだろうと音響周りだろうと、どんな質問をして頂いても即答できます。これってかなり心強くないですか?
さらに、使用カメラや音響照明機材に関しては業務用ではあるものの広く世に出回っているボリュームゾーンの機材を選んで使用しています。しっかりとした品質のものを、その機材のポテンシャルを100%引き出すような運用の仕方をとっています。なのでわざわざ最高級機材を準備しなくても高品質の配信を行うことができるので機材メンテナンスのコストを下げることが可能です。
50万円を超えるカメラも、10万円を超えるマイクも、配信にはオーバースペックです。近所に買い物に行くのにフェラーリを買ったほうがスーパーまでスピーディーに移動できると思って買う人はいないでしょう。確かに軽自動車よりはスピーディーかもしれませんが、買い物の移動手段に求めるものはそこじゃないですよね?
これらの理由から、音通堂の配信サービスは低価格を実現しています。しかし、私達はこれが「妥当な価格」だと思っています。決していたずらに安くして競合との差別化を図っているわけではありません。
お客様にストレスにならない金額を設定することによって、私達もお客様も長くお付き合い出来るように、価格設定にはこれからも様々な要因を加味しながら常に考えていきたいと思っています。