賢いライブ配信業者の選び方

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機材発展とコロナ禍によって活況のライブ配信業界。僕たち音通堂も本格的にライブ配信事業を開始して1年が経とうとしていますが、配信コンテンツはコロナが過ぎ去った後も継続、発展していくのだと思っています。
企業のセミナーやイベント配信に始まり、自治体のイベント、式典などの配信にも携わってきたので、「会場でもお客さんを入れて行うけど、同時に配信も行う」という選択肢がこれからも出てくるのではないかと思っています。

今もし「配信を依頼したい」とあなたが思っているのであれば、どういったことを注意して見積もり依頼をすればいいのでしょうか。なかなか配信機材やワークフローに対して未経験の場合は、全体のイメージというか、青写真が描けないのではないでしょうか。そういった方たちのために、配信業者を選ぶにあたって「こんなところに気をつけるといいかも!」的なお話しをしようと思います。

・自分の配信のお客さん(視聴者)の属性を知る

どんな視聴者の方に向けて配信したいかを業者さんに伝えてみてください。これは意外と重要だと思います。
例えば、「①顧客サービスの一貫として税金の豆知識に関するセミナーを配信したい」という方と、「②税金の支払いや確定申告に際して自社のサービスを配信でわかりやすく伝えたい」という
方がそれぞれいたとします。この場合、配信にお金をかけて視聴者にストレスなく配信したほうがいいのは②です。①はあくまで顧客サービスの延長線ですので、配信クオリティよりもコンテンツの内容や配信回数にこだわったほうがいいでしょう。となると、毎回凝った演出やオプション料金を払うよりも
手軽に安価で確実に配信できる、多くの回数をこなすためにストレスなく実施できるプランを選ぶべきです。
対して②は新規顧客の獲得が目的ですから、コンテンツとして見栄えがいい、スライドやカメラチェンジがわかりやすい、音声がきれい等のクオリティを重視する必要があります。回数をこなすというよりも1回のコンテンツ力を磨くべきだと思います。このように、どういったお客さんが相手かを業者に伝えればきっと親身になって一緒に考えてくれるはずです。

・持っている情報を細かく業者に伝える

「こんな情報は業者には関係ないから伝えなくてもいいだろう」と思わずに、何でもかんでも伝えてから見積り依頼をしたほうが、結果イメージ通りに配信に近づきます。
会場の場所、部屋の広さ、お客さんの人数、スタッフの人数、会場のレイアウト、配信時間と客の属性、全体のタイムスケジュール、配信の内容などは積極的に業者さんに伝えてみてください。
僕たちの立場からしても、これらの情報があるのと無いのとではやりやすさ、事前準備のしやすさが変わってきます。
こういった情報から、テクニカル的にどのような機材でどのように配信するかを考えることが出来ます。情報について未定だったりわからない場合は業者さんとしては想像するしかありませんので、現場の齟齬にもつながってきます。事故防止のためにも情報は細かいほうがありがたいです。

・専門知識はなくても大丈夫

音響のルーティング、カメラ割やケーブルの引き回し等、専門的な知識はあってもなくても構いません。情報を細かく伝えていただき、やりたいことを教えてもらえれば業者で考えます。見積もりに左右する事項が出てきた場合は都度メールや見積書等で伝えます。

・相見積もりを取る

これは業務の基本とも言えますが、配信業者の料金設定はピンからキリまで種々様々です。値段が高いから素晴らしいサービスとは限りませんし、安価だからといって最低限のサービスかといえばそういうわけでもありません。
音通堂はおそらく配信業者の中では安価なほうだと思います。

昔当コラムでもこの安価のからくりを書きましたが、僕たちの強みは「なんでも知ってて出来る人」だけで現場に行きますので、大所帯で現場入りしません。
よほどの大規模配信(ホールコンサートの配信とか)でも無い限り、せいぜい2名か3名で現場入りします。
理由は「この人数で充分だから」です。
中には音響担当、カメラ担当、映像担当、音声担当、監督担当、テロップ担当など、配信に必要な技術ひとつひとつに担当をつけてぞろぞろと現場入りする業者もあります。
もちろんこれらが必要なシチュエーションもありますが、やってることは一緒なのに業者Aでは2名、業者Bでは8名なんてこともザラにあります。
どちらが高価なのかは言うまでもないでしょう。やっていることは一緒なのに。

今日は配信業者を選ぶ上でのポイントを書いてみました。同じカテゴリでまた思いついたときにはどんどん追記していこうと思います。

ライブ配信代行業者の音通堂

弊社は商品宣伝、ライブコマース、人物(ウェビナー・トーク配信)、音楽ライブ配信など様々なジャンルのライブ配信に対応しております。お客様のイメージするものに少しでも近づけるよう最善を尽くします。ライブ配信の代行業務は音通堂にお任せください。

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