オンライン配信代行業者の必要性

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オンライン配信は個人で手軽に始められることが出来る魅力がありますが、一定以上のクオリティが必要なオンライン配信は代行業者を利用する方が大半です。今回は個人でセルフ配信するかたと、オンライン配信代行業者が行うオンライン配信を比べてみましょう。

セルフ配信は

オンライン配信を実施する場合一番ミニマムなのがスマホ一台で配信する方法です。スマホ以外に必要なものといえばスタンドぐらいですね。

スマートフォンにスタンドを利用したオンライン配信

その他にパソコン内蔵のウェブカメラや外付けのウェブカメラを利用した配信なども手軽に実施することが出来ます。まずこの3パターンだと一番映像のクオリティが高いのはスマホを利用したオンライン配信です。
一般的にパソコンに内臓されているウェブカメラは配信というよりオンラインミーティングなどを想定しているため解像度やセンサーサイズは良いとは言えません。
外付けのウェブカメラも解像度が高い商品はありますがセンサーサイズがイマイチな商品が多いです。ただし15万円以上する業務用でも使われるウェブカメラは一般的に販売されているミラーレス一眼並みにきれいな映像を撮ることが出来ます。スマホはカメラの性能競争が激しいため毎年性能が高いカメラが付属しているスマホが販売されています。色補正なども自動でやってくれるところも良いですね。

自然光が入り明るくて、静かなスペースで一人でトーク配信するなら新型スマホでもいけると思います。
※ただし長い時間配信する場合はスマホが熱を持ち強制シャットダウンになることもあります。YouTuberの方はスマホに撮影用ライトを導入している方が多いです。

オンライン配信代行業者の機材は

実際にセルフ配信とオンライン配信代行業者の使用している機材がどのように違うのか検証していきましょう。

カメラ

まずはカメラの性能です。オンライン配信代行業者は業務用のセンサーサイズの大きいビデオカメラかミラーレス一眼カメラを使用することが多いです。カメラの性能の90%を占めるといわれるセンサーサイズが大きいものを使用する訳は「暗くても映像がきれい」「背景をぼかすことが出来る」など一般的に「きれいな映像」を撮ることが出来ます。

ミラーレス一眼カメラ 業務用ビデオカメラ

ちなみに一般的なビデオカメラはセンサーサイズが小さいため野外や明るい時間などの撮影は問題ありませんが、ライブなど暗い場面では映像にザラつきが出てしまいます。

もちろんどんな高額で性能が高いカメラを使用してもそのカメラをしっかりと適切な状態で使用できる技術も必要になります。撮影環境に適したホワイトバランス、シャッター速度、ISO、F値などの設定が必要になります。

また一台のカメラではなく数台を使用することで様々なアングルでの撮影が可能になります。このようにカメラを数台使用するためにはビデオスイッチャーという機材が必要になります。

ビデオスイッチャー

音響システム

続いてです。通常個人で生配信する場合カメラ内蔵のマイクを利用する方が多いですがこの場合カメラに近いと音が大きく、離れると小さくなってしまいます。またカメラに内蔵されているマイクは集音タイプのマイクが多いため話し声以外の音を拾ってしまうことが多々あります。撮影中に外に救急車や消防車など通ると話し声が消されてしまう可能性もあります。

オンライン配信代行業者の場合は配信用にマイク、音響ミキサー、オーディオインターフェースを使用します。そうすることにより出演者の声の音量バランスを整えることが出来、BGMも再生可能になります。またカメラからの距離の影響を受けずに高品質で音量が安定した音声を出力することが出来ます。

マイク&音響ミキサー&オーディオインターフェース

ただこのように良い音で配信をする場合に欠点があります。映像と音を別のシステムで出力する場合、音のずれが発生する場合があります。映像ファイルの大きさと音のファイルの大きさが違うため発生します。これもオンライン配信代行業者の場合は映像や音に遅延をかけ同じタイミングで配信出来るように細かな調整をします。

参考までに弊社が過去にオンライン配信代行業務をサポートさせていただいた生配信ライブになります。

照明&ライティング

動画撮影の重要なポイントである照明。天気の良い野外など明るい場所でのオンライン配信の場合はレフ版(太陽光を反射させて顔などに影を作らせない効果)のみの使用で問題ありませんが。室内などで撮影する場合は照明が不可欠です。

照明

音楽ライブなどは照明演出が必要になります。またトーク配信などは出演者に影が出来ないようにライティングを工夫する必要があります。また近年の照明はLED電球を使用していることが多いためフリッカー現象にも気を付ける必要があります。
フリッカー現象とは LED照明などの人工光源下で高速シャッターを用いて連続撮影を行うと、人工光源によるフリッカー(ちらつき)の影響で露出や色にばらつきが出たり、画面上下に露出ムラが生じたりすることがある。フリッカー現象が起きた場合カメラ側の調整または照明側の調整が必要になります。

照明操作にはDMX信号という信号に対応している照明、調光ミキサーが必要になります。

文字テロップなど

普段テレビの生中継など見ると出演者の名前や中継場所などテロップが出ることが多いと思います。このようなテロップも事前打ち合わせで枚数やテロップを入れるところを確認させていただき弊社で作成いたします。これは配信システムとは別に写真加工などのソフトウェアが必要になり、それを加工できる技術が必要になります。

またカメラ映像にプラスしてテロップやCGなど入れる場合には高スペックのPCが必要になります。

会場設営

どんな会場でもオンライン配信に適した雰囲気に設営させていただきます。場所を選ばないっていうことがオンライン配信の一番の強みとも言えます。会場にインターネット環境が無いところでもポケットWIFIを利用してオンライン配信を実施することも可能です。

会場設営

プロジェクションマッピング

視覚的効果が特段に得られるプロジェクションマッピングを導入することも可能です。セミナー主催者様の企業ロゴ、トーク題名、オープニング演出、音楽配信の際の楽曲イメージにあうCGなど様座な活用方法がございます。

まとめ

このように個人でセルフ配信をする場合とオンライン配信代行業者に依頼する場合は機材の質、音の質、ライティングの質、会場の質などが大きく変わっていきます。またそれを操作できる技術。とくにオンライン配信は機材やインターネット環境トラブルが起きた時の迅速な対応が必要になります。

オンライン配信機材が無い方や操作の仕方がわからない方。配信システムの構築がわからない方や、配信中のトラブルを避けたい方、他よりクオリティの良いオンライン配信を実施したい方はオンライン配信代行業者の音通堂にお任せください。

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